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iPhone の充電速度をテストする方法:完全ガイド

すべての充電器が同じ性能とは限りません。お使いの充電器の実力を知っておきましょう。Amperes 4 で充電速度テストを最後まで実行する手順と、iOS 17 以降で時間が必要な理由、最終結果の読み方を紹介します。

iPhone を接続すれば、充電は始まります。簡単ですよね。でも、2,000mA を供給できる充電器と、500mA がやっとの充電器とでは大きな差があります。しかも、バッテリーのアイコンを見ても、どちらなのかはわかりません。それを教えてくれるのが Amperes 4 です。

「充電速度」とは何を指すのか

充電速度はミリアンペア(mA)で表します。バッテリーに流れ込む電流の大きさのことで、mA の値が大きいほど、バッテリーは速く満たされます。一般的な 5W の Apple 製充電器は約 1,000mA、20W の USB-C 充電器なら急速充電の段階で 2,000~3,000mA に達します。Amperes 4 はこの値を iOS のバッテリー API から取得しています。ただし、iOS 17 以降は、Apple がサードパーティ製アプリに通知するこのデータの頻度を大幅に制限しました。そのため、信頼できる結果を得るのに十分なデータ点を集めるには、最大30分間の連続測定が必要です。

手順:Amperes 4 で初めてのテストを行う

  1. 1iPhone で Amperes 4 を開きます。
  2. 2充電器とケーブルを接続します。
  3. 3Amperes 4 には、ほぼ即座に暫定的な mA 値が表示されます。ただし、あくまでおおよその目安と考えてください。iOS 17 以降ではバッテリーデータの通知頻度が制限されているため、この最初の数値は非常に不正確で、比較や診断には使えません。
  4. 4「テスト開始」をタップしてセッションの記録を始め、アプリを動かしたままにします。Amperes はバックグラウンドでバッテリーの測定値を継続的に集め、時間をかけて統計的に意味のある結果を作ります。
  5. 5テストが完了するまで待ちます。最大30分かかります。テスト終了時に表示される最終結果が、正確で信頼できる数値です。
  6. 6今後の比較に備えて、ラベル(例:「20W Apple 充電器 + Apple ケーブル」)を付けてセッションを履歴に保存します。
重要:テストは最後まで実行してください

iOS 17 以降の仕様変更により、Apple はバッテリー電流データをサードパーティ製アプリに提供する頻度を大幅に制限しました。Amperes 4 は暫定値をすぐに表示しますが、非常に不正確です。信頼できるのは、約30分間のテストを最後まで実行した結果だけです。テストはバッテリー残量が 20~60% のときに行い、最も正確な結果を得るために、テスト中は iPhone を操作せず、接続したままにしておいてください。

結果の読み方:mA 値の目安

最近の iPhone(iPhone 12 以降)で、充電器の構成ごとに期待できる mA 値の目安は次のとおりです。

  • 旧型の 5W Apple 製充電器(Lightning):800~1,100mA
  • 12W Apple 製充電器:1,200~1,800mA
  • 20W Apple USB-C 電源アダプタ:1,800~3,000mA(急速充電)
  • MacBook 付属の 30W 以上の充電器:2,000~3,000mA(急速充電)
  • サードパーティ製の USB-A 1A 充電器:500~1,000mA
  • パソコンの USB ポート:300~700mA

20W の充電器なのに 900mA しか出ていない場合は、注意が必要です。ケーブルが出力を制限している、充電器が偽物である、あるいは熱やバッテリー残量の高さで iPhone が電流を絞っている、のいずれかが考えられます。

意味のある比較のために基準テストを行う

Amperes 4 の真価は比較にあります。同じ iPhone、同じバッテリー残量、同じ温度という条件で、ケーブルや充電器を変えて同じテストを行いましょう。各セッションには「20W Apple 充電器 + Apple ケーブル」「Amazon の 12W ノーブランド品 + Anker ケーブル」のようなラベルを付けて保存します。続けていくうちに、実際に性能が出る組み合わせがわかる、自分だけのデータベースができあがります。

オンライン比較機能を使う

Amperes 4 では、テスト結果を世界規模のデータベースに送信し、同じ iPhone モデルを使う他のユーザーと充電性能を比較できます。mA 値が低いのが機種として普通なのか、本当に平均を下回っているのかがわかります。

低い数値が出たときに心配すべきケース

  • コンセント用の充電器(パソコンのポートではない)で 500mA を下回る場合は、ケーブルの劣化か、偽物の充電器が疑われます。
  • 0mA と表示される場合、iOS は接続を認識しているものの電流が流れていません。ケーブルの端子や、Lightning/USB-C ポートにゴミが詰まっていないか確認してください。
  • 画面を点灯しているときは、消費電力が充電の入力を上回るため、mA がマイナスになることがあります。これは正常です。画面を消灯してテストしてみてください。
  • 同じアクセサリで以前行ったテストと比べて数値が大きく下がっている場合は、ケーブルの劣化か充電器の故障を示しています。

Amperes 4 があれば、「充電が遅い気がする」という漠然とした不満を、原因を特定して解決できる診断に変えられます。

よくある質問

iPhone の充電速度はどのくらいが正常ですか?

iPhone 12 以降の機種で、20W の USB-C 充電器と USB-C - Lightning ケーブルまたは USB-C ケーブルを使う場合、バッテリー残量が 20~80% の間であれば、急速充電時の正常値は 1,800~3,000mA です。旧型の 5W 充電器なら 800~1,100mA が目安です。この範囲を大きく下回る場合は、原因を調べる必要があります。

テストのたびに充電速度が変わるのはなぜですか?

充電速度が変わるのには、正当な理由がいくつかあります。バッテリー残量(iOS は 80% を超えると電流を絞ります)、本体の温度(熱くなった iPhone は充電が遅くなります)、画面の点灯・消灯、バックグラウンドで動作するアプリによる消費電力などです。なお、iOS 17 以降では、信頼できる最終結果が出るまでテストに最大30分かかります。毎回同じ条件(同じ充電器、同じケーブル、画面は消灯、バッテリー残量 20~50%、本体が冷えていて何も操作していない状態)でテストし、暫定値ではなく、完了したテストの結果だけを比較してください。

Amperes 4 でワイヤレス充電の速度もテストできますか?

はい。Amperes 4 は、ワイヤレス充電(MagSafe や Qi)中の充電電流も表示できます。ワイヤレス充電の mA 値は、ケーブルで直接接続した場合より低くなるのが一般的です。iPhone 15 の MagSafe は最大 15W(10V で約 1,500mA)、標準的な Qi は通常 500~750mA です。

正確な結果を得るには、充電テストをどのくらいの時間実行すればよいですか?

iOS 17 以降では、テストの完了までに最大30分かかります。Apple がサードパーティ製アプリに通知するバッテリーデータの頻度を大幅に減らしたため、Amperes 4 は信頼できる結果を出すために、より長い期間にわたって測定値を集める必要があります。テスト開始直後に表示される暫定値は非常に不正確なので、当てにしないでください。実際の充電性能を示すのは、テストが最後まで完了したあとの最終結果だけです。

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